2014年06月08日

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

山岳会の加藤さん企画で行ってきました。雨になるかもしれないということで、無理しないでいけるところまで行ってみることとしました。
加無山登山道入り口を通り過ぎ、林道終点まで乗り付けます。

9:00遡行開始。案外天気も良く、増水もしていないので助かります。
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

遡行を始めて程なく現れる小滝。すぐ脇のホールドを使いながら登り上がります。

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

そこから少し遡行すると現れる本日の主題。連続する落差10mオーバーの滝4段です。この辺りでこれだけの長さの滝も中々無いようですね。
一休みしながらしばし見物。
脇を登れるかな?と思いましたが、乾いた岩の上でも思いの他滑ってフリクションがかからない・・・熊のスパイクフェルトシューズでも加藤さんのゴムソールでも駄目なので、岩質のせい・・・?滝の遡行は危険すぎるので、基本高巻きで行けるところまで行くことにしました。

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2段目の滝
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

3段目、三角おにぎり滝(最上山岳会名らしい)
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

4段目の滝。清らかな流れ。
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

滝を登りきるとあとは源頭部へ。この辺から熊ちゃんのおしっこのにおいや獣臭・糞など散見されました。
熊ちゃんの足跡。でかい肉球の跡ものこっている。。
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

最終局面はやはり崩壊した雪渓でした。今年は雪がかなり残ってますね。源頭まで詰めるのはここで断念。右側の断崖に大量のウルイが自生していたので少し頂き休憩。採りたてのウルイの根元の白いところは生で食べられます。やわらかくねっとりとして非常に旨い。これは贅沢な食べ物。この地点で11:30。出発から2時間半というところです。
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

帰路はピストン。加藤さんから高巻きやへつりの技術指導を受けました。最後は演習的にエイト環での懸垂下降。
2014.6.8三階滝奥の沢(甑山西面)

最後まで天候も持ってくれて、非常に楽しい沢でした。改めて、沢登りは山屋としての総合力が問われるなあと感じさせられました。自分の技術や体力と相談しながら無理せず、実力をつけていきたいですね。


Posted by 鈴熊 at 20:04│Comments(0)
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