スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2011年05月28日

残雪期の弁慶山。

H23年5月14日に山岳会にて実施。会長・大場さん・栗田さん・加藤さん・鈴熊にて。
当初より天候もいまひとつ、奇妙な霊気の漂う山域でした。魅力は感じるのだけど、この奇妙さというか雰囲気というか・・・余り上手く語れない。とにかく蜜藪がきつかった。熊の親子が逃げていった。ピークに着いたらとにかく早く降りないといけないような気がした。ソロでは無理。 というなんだか断片的な感想しか語れない山。あとは写真にて。。。






























翌日ラザニアつくりました。  
タグ :弁慶山


Posted by 鈴熊 at 22:15Comments(1)

2011年05月01日

番所峰~今熊山~長倉

葉山翌日ですが・・・まあGWという事で昨日と同じメンバーで山。
最上山岳会らしいいぶし銀的ルートですよ。大蔵鉱山跡から番所峰、今熊山へ到達後状況を見ながら高倉山への挑戦も検討するという計画。
今回はクライミング的な要素も考えられるということで、ハーネス・クランポン・ピッケル・各種ギアも装備しています。重いよ。。

まず鍵金野道路脇から雪に乗り込みます。




大蔵鉱山跡(精錬所跡かな?)を横目で見ながら志賀山西のコル(いわゆる番所峰)を目指して急登をがんがんに登ります。


良い感じの一枚。加藤さんがモデルです。これが鳥海や月山だと平凡な写真だと思うんです。
番所峰から今熊山に挑もうとする所であるとこに渋さがあると思うんだなあ。この山域はまさに最上山岳会のテリトリーでもありますしね。




小休止を入れながら番所峰攻略。志賀山を望みながら作戦会議です。


今熊山と鈴熊。この下のもにゃもにゃした謎めいたエリアがなんとも怖い。
ここからシールをはいで御池めざして滑降。
ここが地図読みとイメージの連動が必要な局面ですね。位置確認しながら沢にはまらないように徐々に滑降。


かっこいい今熊山。しかしガレている山でとても登攀できるような山じゃないです。。


沢に阻まれかけましたが、雪渓渡りでなんとかクリア。


今熊山直下の御池に到達。静かな山です。。この時期に訪れる人などまずいないでしょうね・・・




作戦会議後、とりあえず今熊山には挑戦してみようということでスキーをデポして登り。ここでイワウチワのかわいいプレゼントが。しかも結構な数群生していました。場所と気温の関係か、まだ残雪の中に咲いていて不思議な感じでした。


この雪渓トラバースでギブアップ。この先がどうなっているかわからないし、支点が取れるところも見当たらないしで、安全を考え撤退としました。


ちょっと格好つけていますが、この先の稜線なんてガレ過ぎて登攀用の装備でも登れません。。。


御池をあとにして帰路に向かいます。ここからもまた難儀をするわけですが。。。


霊湯、今神温泉前のルンゼ。崩落した土砂が禍々しい感じ・・・


帰りは林道歩きでらくちん・・・でもなかったです。結構雪崩によるデブリ跡が多く、渡るのに難儀する場面が多かったです。


そして後半ではガスと雨・・・じりじりと体力を奪われつつもなんとかデポしていた車に到着。
5時間半ほどのルートでしたが単純計測でも12km以上のルートなのでそれなりのコースなのですね。
今回も総合力が試される、最上山岳会らしい山行でした。
高倉山へのルートもいつか挑戦したいものです。

後半は切れちゃってますが、前半こんな感じです。
  


Posted by 鈴熊 at 22:02Comments(1)

2011年05月01日

葉山周遊コース。

会長と加藤さん、鏡さんと共に畑から。もともと月山から下柳沢辺りへの挑戦の予定だったのですが、天候不良のため簡単なルートで様子見しつつ・・・という事になりました。


ガスやちらほら雪も降りつつ。やはり1000m以上はこの季節でも雪降りますね。


畑からお花畑までは無難に普通のルートで登りました。ソロの先行者も居て、小僧森を登り切って葉山山頂へ向かう姿が見えました。


お花畑から小僧森手前の1358まで乗り上げて、そこから夏道を捉まえつつキャンプ場付近まで降りていこうという計画です。しかし間近で見る葉山東面は壮絶ですね・・・


ガスや雪で視界もいまひとつになりつつ、尾根伝いにシールをはいで1277を目指します。
途中誘い尾根に引き込まれそうになりましたが、位置確認をこまめに行って回避。上で間違うと後々につけが回ってくるという恐ろしい事態はなんとか避けられました。



尾根伝いに南下します。東側の崖は雪庇が崩壊しつつあり、壮絶な光景を見せてくれます。
これも春の雪山の光景ですね。




最後のキャンプ場へいたる南面沢滑降。これが天気もよくなり非常に楽しかったんです。
新雪が乗りつつも滑走性の良い雪質なせいかモソモソしすぎることもなく、良い感じの疎林帯なので快適でした。1kmまではないけど、結構長い滑走を楽しめました。

キャンプ場からは雪を拾って畑までとぼとぼ歩きでした。最終地点は除雪されてしまって、車の回収に歩いていって、終了。ルートファインディング要素もあり、ガスでの空間失調の感覚もあり、演習的な山行でした。
  


Posted by 鈴熊 at 06:40Comments(2)