2013年03月25日

神室山偵察行&荷揚げ。

4月に神室山をベースに火打岳までの山スキーソロ縦走を計画しています。その為のルート探索と荷揚げ(食料・燃料)の山行です。
朝5時半に神室ダム管理事務所を出発。本来の駐車場までは当然ながら除雪されていない。ダムから本日の目的地の神室山頂小屋が見えます。すんげえ遠い感じですけども、まあ、行きます。食料と燃料が重い。
神室山偵察行&荷揚げ。

通行禁止のつり橋までは平坦な登山道を詰めます。時折雪崩のデブリで道がふさがっているので、沢に落ちないように注意。
神室山偵察行&荷揚げ。

ここから枝尾根を使ってショートカットの作戦です。770を捉まえてしまえばあとはさほど難しくない・・・のですがそこは低山の恐ろしさ。雪は切れているわ斜面が急すぎてツボ足で登るしかないわ、雪面が氷結していてキックステップが切れないわで・・・相当苦労しました・・・つり橋(431)から770までなんと2時間かかりました・・・しかも途中持病の腰痛が・・・これはもう無理かなーとおもいつつ、この光景を見ちゃうとね。
神室山偵察行&荷揚げ。

神室山偵察行&荷揚げ。

つい行ってしまいます。770先の分岐からは山スキー向きの斜面が広がります。天気も良くロケーションは最高!ゆったりした斜面を登りながら、台山からのルート1150に接続したら小休止です。
神室山偵察行&荷揚げ。

神室山偵察行&荷揚げ。

それなりにアップダウンはあれども何とか山頂小屋に到着。なんと、出発から5時間半経過していました。。腰痛が無ければ1時間は短縮できたかな。それくらい、かなりやばい腰の状況・・・

神室山偵察行&荷揚げ。

小屋は綺麗にされていて快適な感じでした。天気が良くて無風ならば思索にふけりながら星空を見れるだろうなあ。杢蔵小屋みたいに薪ストーブあれば最高だけど、それは贅沢と言うものですね。

で、荷揚げ完了。一応名前は書いてきたけど、誰も食べないでくれることを願います・・・これ食われると翌日そのまま敗退ということになりますので・・・こんな時期に神室山来るマニアもそうはいないと思いますが・・・
神室山偵察行&荷揚げ。

神室山偵察行&荷揚げ。

そしてこちらが二日目予定の縦走路。やせ尾根がしびれる美しさ、ですよね。このルートをソロで踏破しようってわけです。火打岳まで繋いで、最後は土内集落までおりる予定。丸一日のロングルートでしょう。

神室山偵察行&荷揚げ。

神室山偵察行&荷揚げ。

本日のくだりルート。沢使いました。本来は怒られちゃいますけど・・・腰痛もひどいので一刻も早く降りたかったのです。勿論万が一の雪崩も警戒しながら、沢の側面を使っておりました。沢底はどこも恐ろしいデブリ郡でしたから。あんなのに巻き込まれたらまず命は無いですからね。。
神室山偵察行&荷揚げ。

神室山偵察行&荷揚げ。

下りは2時間ほどかかりましたので、7時間半のロングルートでした。万全の体調ならばただ疲労だけで済んだのでしょうけども、体の状態を整えておくのは大事なことだ。もしギックリ腰でもなって動けなくなったら、もがみ呼ぶしかないですもんね。

とまれ、4月上旬に縦走計画中です。天気と腰痛が穏やかになっていることを願います!
Posted by 鈴熊 at 22:07│Comments(0)
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